イベント:ぷろぐぱ福岡(12/7 土) 〜プログラミング言語のパフォーマンスを考える〜

12/7(土)に福岡でプログラミング言語のパフォーマンスを考えるイベント「ぷろぐぱ」を行います。
参加登録はこちらから。
http://atnd.org/event/E0021897
ただ、編集などに制限があるので、こちらで詳細公開しておきます。

概要

プログラマにとって一番身近な道具はプログラミング言語で、ソフトウェアのほとんどはプログラミング言語で書かれています。
プログラムを実行するサーバーなどのパフォーマンスはたびたび語られますが、プログラミング言語のパフォーマンスはあまり語られません。しかし、プログラミング言語の言語仕様、コンパイラインタプリタなど、言語の処理もパフォーマンスに大きく影響を与えます。


そこで、Perlの実装に関わった小飼 弾氏、JavaScriptに変換される言語JSXを開発されている奥 一穂氏、Scalaの国内普及に大きく尽力し、自身でもオリジナルの言語を作成されている水島 宏太氏をおまねきして、プログラミング言語のパフォーマンスを語る会、略して「ぷろぐぱ」を行いたいと思います。
このようなメンバーが一堂に集まることは、なかなかありませんので、ぜひご参加ください。


クレジットカードをお持ちでない方、インターネットでの支払いに抵抗のある方に向けて当日券も用意しましたが、少し値段を高めに設定させていただいています。なるべく事前支払いでお願いします。


懇親会は、そのまま会場で行います。
会費はひとり2000円です。


お問い合わせは、 naokikishida at google.com または Twitter ID @kis までお願いします。

開催情報

日時:12月7日(土)13:30〜18:00
場所:福岡県Rubyコンテンツ産業振興センター
参加費:一般(前売)1000円、一般(当日)1500円、学生無料
hash: #progpa

タイムテーブル

13:00 受付開始
13:30〜14:20 JavaのLambdaの裏事情 きしだ なおき
14:30〜15:20 Scala Performance Tuning Tips 水島 宏太
15:30〜16:20 より速いブラウザゲームを作るために - JSXの冒険 奥 一穂
16:30〜17:20 What your source codes are made of 小飼 弾
17:30〜17:55 LT

詳細

JavaのLambdaの裏事情(きしだ なおき) 13:30〜14:20

来年3月リリース予定のJava SE8では、とうとうラムダ式が導入され、関数型スタイルのコードが書きやすくなります。
このセッションでは、Javaラムダ式がどのように導入され、パフォーマンスをよくするためにどのように実装されているかを解説します。

Scala Performance Tuning Tips(水島 宏太) 14:30〜15:20

プログラミング言語ScalaJVM上で動作するプログラミング言語および処理系です。Scalaで書かれたプログラムは多くのケースで十分高速に動作しますが、Scalaらしく書いたコードはJavaらしく書いたコードより性能で劣る部分があるのも事実です。Javaと同じようなScalaコードを書けばJavaと同等の速度で動作しますが、それではScalaの利点を活かしきれません。
この発表では、動的メモリ確保や現代的なJVMの特性に重点を置いて、Scalaらしいコードを保ちながら性能を改善するためのテクニックをいくつかご紹介します。

より速いブラウザゲームを作るために - JSXの冒険(奥 一穂)15:30〜16:20

ディー・エヌ・エーを中心に開発が行われているaltJS(JavaScriptに変換して実行されるプログラミング言語)であるJSXの売り文句は、最適化機能によって「JavaScriptよりも高速に動作するというものです。本トークでは、JSXの開発者が、高速なJavaScriptを書く際に守るべきガイドライン、また、そのガイドラインを強制するためにJSXの言語仕様でどのような工夫をしているのかについて説明します。

What your source codes are made of(小飼 弾) 16:30〜17:20

言語よりさらに下のレイヤーに焦点をあてます。

スポンサー

株式会社 ネクシス
株式会社キャム

申し込み

参加登録はこちらからお願いします
http://atnd.org/event/E0021897