ソフトウェアの言語ゲーム

求められる品質とかコストとか開発期間とか、ソフトウェアの特性というのは、ソフトウェアの機能を定義する仕様ではなくて、どのような位置付けであるかというソフトウェアの使用によって決まるなあと。
全く同じ仕様書であっても、使う規模や頻度、使う人の関係によって、求められることが変わりますね。
ソフトウェアの仕様の限界は開発者の世界の限界ですが、ソフトウェアの使用の限界は利用者の世界の限界になる。
という感じで言葉遊びとしてウィトゲンシュタイン言語ゲームといろいろ対応づけるのもいいのですが、使用を見極める中で仕様が浮かび上がるという感覚が大事だなあと、ふと思った次第です。