ソフトウェアの成果物の中で、ソースコードが一番簡単確実

ソフトウェアの成果物の中で、ソースコードが一番書籍が多くてツールもそろってて教育もされてて書ける人も多くて、あてになります。
逆に仕様書は、書ける人も少なくて教育もあまりされてなくて、ツールも少なく、あてにならない。
なのに仕様書は書かないといけないらしいから、仕様書っぽい紙を100枚くらい書いてみて、で、なぜかそれが絶対服従しない書類になってたりする。
中身といえば、ソフトウェアは本質的に難しいとかそういうレベルの話ではなくて、意味的どころか構文的に間違っててコンパイルとおりそうにないメモ書き。
唯一スジが通っててまともなことが書いてあるのは、どこかのサイトからコピペしたStrutsの解説記事ってそれは仕様ですかっ!


でも、結構みんなそんな情報量0の仕様書からプログラム作ってたりする。仕様書なくてもプログラム作ってたりする。
つまり、仕様書がなくても、とりあえずプログラムは作れる。仕様書書けない人が義務で書いた仕様書をもとにするよりは、いきなりプログラム書いたほうがマシ。
ということで、仕様書書ける人がいないんだったら、仕様書書かずにプログラムを元のソフトウェアの開発を進めていったらどうだろう?
とか考える。
プログラムっていうのは、検証もしやすいし論理的な間違いは入りにくい。
おおまかなプログラムを作って、それをもとに仕様を考えたり、設計したり、で、もっと細かいプログラム作ってテストを考えたり、というのが仕様書ける人を確保しにくい中小規模の開発現場に必要な考え方じゃないかと思ってます。
あくまでも、仕様書が書ける人がいない現場での話。あてにならない仕様書を絶対にして開発するよりマシと。
そんな現場、話にならないといっても、そういう現場がたくさんあるのが現実。