ソフトウェアの不確定性原理

サイズ・コスト・欠陥の個数などなど、ソフトウェアではいろいろなメトリクスが必要ですけど、そのどの指標も、正確に測ろうとすれば測定自体が影響してしまうので、あまり厳密に計ることができない。
という具合に、ソフトウェアの指標には不確定性原理がある。
不確定性原理があるということは、何かを正確にコントロールしようとするとエネルギーが必要になるということを表す。
で、規模が小さくなればなるほど、測定による影響やコントロールするために必要なエネルギーがバカにならない。
そこらへんの不確定性を表すための、プランク定数みたいな定数がみつけれれば、小さいプロジェクトに働く力学と大きいプロジェクトに働く力学を分けて考えやすくなるかもね。