専任のテスト担当者がいないなら独立したテスト工程をしないほうがいい

ふと。
そう思った。


一般化して、すべての工程は専任の担当者がいないなら独立した工程にしないほうがいいといえるかも。
工程というか、債務を人に割り当てて、その人は割り当てられた債務をどんな順番でどんなタイミングで行ってもいいってことにする。同時にやってもいい。
で、人と人とのつながりを決める。そしたら、それぞれアウトプットできるものとインプットできるものをやりとりする。
アウトプットをうけとる人とつながっていないときには、人のつながりを考えなおす。


組織が大きくなって人に割り当てる債務が少なくなってつながる人が少なくなっていけばウォーターフォール的になるし、組織が小さくなって人に割り当てられる債務が多くなっていけば属人的になっていく。


ソフトウェアプロセスって、ソフトウェア技術者が考えることが多いから、プログラムカウンタのようなものがあって、そこしか実行されないようなイメージで設計されることが多いけど、実際のプロセスは回路設計のようなもので、配置した部品はすべて同時に動いて同時にそれぞれの接続先と情報をやりとりする。
学研の電子ブロックみたいな、はめこんだ部品がすべて同時に働くような、プロセスの考え方が必要なのかと思ったりする。


成果物を介した作業のつながりとしてプロセスを考えてそこを時間が流れていくんじゃなくて、作業を割り当てられた人のつながりとしてプロセスを考えて、そこを成果物が変化しながら流れていくイメージ。