アノテーションが嫌われる理由

アノテーションをつけたらPOJOじゃない」みたいな、アノテーションの使用を限定するべきという意見があるのですが、その意見にどういう背景があるのか、勝手に推測してみる。
まず、アノテーションはクラスの情報の記述でなくオブジェクトの情報の記述であるという前提に立ちます。
いまのオブジェクト指向は、基本的にクラスについて記述する考え方です。
クラスを記述するのに、アノテーションは必要ありません。
ということで、いまのオブジェクト指向アノテーションは必要ありません。
アノテーションはいまのオブジェクト指向の中では本質的な位置付けを与えられていないので、アノテーションの使用を制限するという意見につながっているのではないかと思います。
ここで、「いまのオブジェクト指向」っていうのは、専門の人が今議論しているオブジェクト指向ではなくて、一般の人にもやもやあるオブジェクト指向という程度の意味だと思ってください。