数学は実生活で役に立たないといいたいなら、少なくとも携帯電話は使うな。

コンビニで買い物しながら携帯で「数学なんて生活の役にたたないよね」などといってる人を見かけたら、携帯を取り上げるべきだ。
その携帯電話がその大きさでその機能をもつためには、それはそれは高度な数学を基にした理論が必要になるわけだ。
それにその携帯電話が安定して通信できるためには、それはそれは高度な数学を基にした通信方式が必要になるわけだ。
通話料がその金額でおさまるのは、数学を駆使して料金体系が作られているからだ。
携帯を充電した電気を発電しているのは、かなりの割合で原子力発電所だ。原子力発電所は、それはそれは高度な数学を基にした理論で発電しているのだ。
コンビニに売られているものだって、数学なしでは生産できない。化粧品だってナノテクなどと、それはそれは高度な数学なしでは実現できない技術で開発されている。
そもそも、コンビニなどという商業形態が成り立つためには、それなりに高度な数学で需要予測などをしなければいけないわけだ。

数学を実生活に役立たせないためには、電気もガスもない山奥で、自給自足の生活をするしかない。