文系の方がプログラムに有利かも

哲学とか法学とか文学とか論理学とか経済学とか言語学とか社会学とか、文系の人の方が、「勉強の量が同じならば」理系の人よりプログラムには有利かもしれません。
文系でも、それはそれでプログラムにつながる価値があることを勉強しているはずなのです。
むしろ、哲学とか論理学とかはプログラムに直接つながっていて有利です。法学は人間に対するプログラムです。経済学は人間に埋め込まれたプログラムの結果です。
たとえば絵画や音楽系だったとしても、ルールや過去の解釈にしたがって曲を演奏すること・作曲すること・絵を描くことと、ルールや過去のアルゴリズムにしたがってプログラムを組むことには本質的な違いがないことがわかるはずです。ちなみにぼくが大学で所属した研究室は「音楽研究室」という名前でした。おそらく。
社会学とか文化人類学とかでは「いまさら」なことを、ソフトウェア工学でやってたりします。
このように、「文系だったから」というのは、プログラムが組めないことの免罪符にはなりません。
数学とか物理とか、プログラムではありえないことを前提としている分野よりは有利かもしれません。