量子は、粒子なのか波なのか、それともワケノワカラナイモノなのか

シュレーディンガーの猫の核心の反論で「シュレディンガーの猫の核心」が核心をついていない理由が、「粒子とか波とかいうメタファーなど使わず量子は量子として説明するべきだ」などと反論している。
実際のところは、ネコの核心は本文の方は「核心」とさえ言わなければ毒にも薬にもならなず総攻撃を受けるほど悪い説明というわけではなかったのに、と思うのだけど、なにより、本文がどうあれ追記がいちいち的外れで、本文の価値をどんどんさげていく蛇足のお手本に見える。指摘をうけたら修正してたらよかったのに。


門外漢からすれば、粒子説も適切に使えばワケノワカラナイモノの雲説より多世界解釈がやりやすいし、とっかかりの理解がやりやすいので悪いわけではないと思うのだけど。
核心とさえ言わなければ。
ちなみにぼくは多世界解釈が好きだ。多世界解釈はコストが高いといわれるけど、素粒子も宇宙に広がる波だとするなら、多世界の波を全部足したら、すべての波が打ち消しあって結局なにもない状態になってしまうんじゃないかとか思ったりするからだ。そうすれば、一番コストが低い。