インフルエンザ予防のためのマスクは禁止するべきでないか

インフルエンザ予防のためにマスクをするなら基本的に使い捨てないといけない。
そうすると、たとえば2週間対策をするとして、そのうち10日でかけるなら、20枚のマスクが必要になる。
現実問題として、ひとりが20枚のマスクを購入したら、あっというまに在庫はなくなる。
最低100枚買えというのも見たけど、ほんとにみんなが100枚買うとしたら、何人が手にいれることができるんだろうか。


問題は、インフルエンザの予防としてのマスクは、扱いが難しい割にはそれほど効果がないということだ。
少なくとも、でかけたあとの手洗いを徹底した上じゃないと意味があまりない。マスクして会社に行って、マスクはずすときに手洗いしない人とか、結構多い気がする。
一方で、インフルエンザにかかっている人がマスクをすることは感染拡散の効果が高いし必須。
インフルエンザにかかっている人は、そもそも外出するべきではないけど、外出する必要があるならマスクは必須。


ということで、あまり効果がない人が買うことによって、ほんとに必要な人に手に入らないというのは避けたほうがいいんではないだろうか。
現実、関西ではマスクが入手困難になっているようだし、インフルエンザの予防としてマスクを使うのために、インフルエンザにかかった人がマスクを使えない状況になるくらいなら、インフルエンザ予防のためのマスクは控えないといけないのではないだろうか。


もちろん、在庫が十分にあって、みんなが100枚ずつ買っても品切れにならないというなら、好きにすればいいと思いますよ。