「適当でも伝わればそれでいい」の本当の意味

よく、「言葉なんて適当でも伝わればそれでいい」とか「プレゼンなんて枚数すくなくても伝わればそれでい」とか、まあ「適当でも伝わればそれでいい」とい言葉を目にしたり耳にしたりする。
でも、じつは適当で伝えれるというのはものすごく難しいんじゃないかと思い始めた。


というのも、ちょっと前のギターブームが去って、いまはお絵かきブームまっただなかなので、絵の勉強をちょっとしてるのだけど、うまい人はほんとうに適当な線で、しかもものすごく少ない線で、とてつもなくうまく書く。
ぼくがやると、このレベル。無駄な線は多いし、顔もキモいし、そもそもどこがどうなってるかまったくわかんない。


少なく、適当な線で、的確に伝わるように表現するのはとても難しい。
今回のような人体の場合、骨格や筋肉、そして陰影の付け方など、本質を理解し基礎技法ができてないと、適当に描いて伝わるものにならない。
言葉でもプレゼンでも、適当で伝えるというのは、本質を理解して特長を抜き出して的確に表現するということで、実はほんとはとても難しいんじゃないだろうかね。