Google App Engineのプロパティ名は可能な限り短いほうがいいかもしれない

他の話を期待してる人も多いと思うのだけど、まとめるのに時間がかかりそうなので小ネタを。
まず、このエンティティ使用状況をみてください。

これ、http://kistools.appspot.com/rateで格納されているエンティティのひとつなんですけど、Metadataが85%になってます。


内訳はこんな感じで、Integerのプロパティが2つあって、あとはMetadataです。

同じIntegerでも利用率が違うというのも面白いところですが、確かに上のプロパティのほうが桁数が大きいデータが入ってるとはいえ、これは誤差かも。


ところで、Metadata。
Google App Engineのデータストアは、それぞれのエンティティにプロパティ名まで格納しているはずです。
ということは、長いプロパティ名を使うとそれだけMetadata容量が増えてしまう。特にログのように量の増えがちなデータに関しては、可能な限り短いプロパティ名にしておいたほうがよさそうです。
エンティティのプロパティ名を、対応するJavaフィールドに指定できるようなObject-Entityマッパーを使って、実際に格納されるのは短い名前でも、プログラム中では長い名前を使えるようになるのが一番いいかと思います。