Google App Engine/JavaにJSPは向いているけどカスタムタグや式言語には注意

JSPJavaコードに変換されるので、原理的にCPUを使わないということからGoogle App Engineとは相性がいいのだけど、式言語は注意。
式言語は毎回パースされて評価されることになる。それに式言語はJSP中で多く使うことになるので、CPU利用率が大きくなる。
カスタムタグは式言語を使うことがほぼ前提となるし、該当する単純なJavaコードに比べれば処理量が多い。
ということで、アクセス量が多いページに関しては、JSPを使いつつ、<%=request.getAttribute("hoge")%>や<% if(hoge) { %> 〜 <% } %>などで値を埋め込んでいくのがいいんじゃなかろうか。


アクセス量が多くない管理ページなどでは式言語やカスタムタグ使ってもいいと思う。
たとえばブログサイトを作る場合でいえば、ブログを書いたり管理するページでは開発効率が高く処理量も多い技術を使ってもかまわないけど、多くの人が見るブログページでは開発効率が悪く処理量が少ない技術を使うという使い分けが重要じゃないかと思う。