台湾に行ってきた

明星和楽という、Nulabのhsmtさんたちが中心になってやってる福岡でやってるイベントが、今年は台湾であるというので行ってみました。
MYOJO WARAKU 2014 in TAIPEI – Jan 18, 2014
台湾に行ってみたかったのと、こういう海外イベントでは日本から行く人と仲良くなりやすいというのとで。

明星和楽

明星和楽は、西門紅楼というところでありました。


建物に入ると、ナストマくんのナスのほうの人が行儀よく店番してました。トマのほうの人はごはんに行ってた。NetBeansの人にはねこびーんで有名ですね。
合同会社CGFM - 福岡のWebデザイン・制作会社


広場のほうでは、長浜ナンバーワンが店を出していました。

麺はちょっと違う気がしたけど、スープなどは博多ラーメンだった。



広場のステージ前では、どっかのへんなおっさんが変な踊りをずっと踊っていて、異様な雰囲気を醸し出していました。


夜は、hsmtさんもなんかやってましたね。


屋内ではスタートアップの人がプレゼンやってたり、ステージがあったりしました。

アラタナの宮崎さんのプレゼンがおもしろかった。


侍BALLERSの人たちとHUMAN BEAT BOXER DAICHIのセッションは盛り上がりました。


DAICHIさんは、ひとり「あまちゃん」で話題になってましたね。
▶ Human Orchestra/口だけであまちゃんOPテーマ - YouTube
これを、ステージでライブサンプリングでやってました。すごい。


あと、千年にひとりとかで話題の、Rev. from DVLが来てました。

橋本環奈マジ天使!

西門

明星和楽の会場がある西門は、台湾の原宿といわれているらしいです。


土日は家族連れでいっぱい、月曜日は学校帰りの中高生でいっぱいと、そんな感じでした。

歩道のひとだかりは、侍BALLERSの人たちのストリートパフォーマンスです。


撮影してるところもいくつか見ました。写真撮ってたら、おねえさんがこっちに手をふってくれたのだけど、その瞬間は撮れてなくて残念。


通りに普通に刺青やさんがあって、ふつうに女の子が背中に入れてもらってたのがビックリでした。


そんなにぎやかな西門も、深夜2時くらいにはだれもいなくなって、静かになります。


明星和楽会場の西門紅楼もこんな感じ

台中

明星和楽翌日、台湾には日本の新幹線が走ってるということで乗ってみました。新幹線に乗ることが目的で、行き先はどこでもよかったのですが、台南までいくのもおおげさなので、台中まで。


中もそのまま新幹線


台中には美術館があるということで、そこに行ってみようかと。その前にパスタやさんによってみました。


チーズをその場で削ってくれる感じのがんばったお店でした。


そしたら、伝票に「外国人」とw


お店を出るときにも店員さんたちから結構珍しそうに見られていたのですけど、まあ外国から来た観光客がわざわざ台湾で美術館に来てパスタとか食いませんよね。
レジでお金を払うと、女の子が、ちょっとためらって、がんばった感じで「Did you enjoy?」みたいなことを聞いてきて、ものすごくかわいかった。高校に入ったときに元いた中学の部活に顔を出して「先輩高校の部活どうですか?」って聞かれるような感じの甘酸っぱさがありました。
はっきりいって、今回台湾が楽しかったというのの9割はあの女の子のしぐさによるものです。キュンキュン来た。


美術館では、ジョアン・ミロの展覧会をやってました。

こういった、高度に記号化された抽象絵画を100点以上、よくわからない台湾語で説明されながら(なんか団体客が説明うけてた)見てまわるのは、結構つらかったw


美術館から駅に戻るのが大変で、バス停がみつからない。Google Mapsを使ったら負けだと思ってたのですが、確認してみると行き過ぎていたようです。それらしいところはなかったのだけど。結局、もうひとつ先のバス停まで歩きました。


バスに乗って、まあ20元だよねとお金を出そうとすると、入れるなといわれてカードをもらいました。

あぁ、このカードを降りるときに渡してお金を払うのね、と思ったのだけど、降りるときもお金出そうとすると入れるなといわれました。いいんだろうか。


駅には、ダンボールでできたお店が。これかわいい。


ということで、この日は、新幹線にのってパスタ食って美術館、というぜんぜん台湾らしくない日曜日でした。パスタやさんの女の子がかわいかったことを除いて。

九份

さて、台湾といえば、「千と千尋の神隠し」のモデルになったと噂になった、九份です。実際は、たまたま似ているだけで、九份がモデルというのは否定されてるみたいですが。
まあ、それでもなかなか楽しいところでした。
台北からバスで行けるみたいですが、今回は電車+バスで行ってみました。
まず台北駅で瑞芳行きの切符を買います。窓口で買う必要があるのですが、「ルイフェン」って言えば買えます。みんな瑞芳に行きますからね。


電車に乗りに行こうと思ったら、こんなオブジェが。なんかズルい。


電車に乗ったら、なんか2人組の女の子の片方が隣にすわってて、あっちと替わってもらえませんか?って英語で言われたので(たぶん日本人)席を替わりました。そしたらそっちでも隣の女の子に後ろの人と替わってくれませんか?ってこんどは台湾語で言われて、どんどんずれていきました。なんか楽しい。
瑞芳で降りたら、バスに乗ります。「往九份」って書いてあるのに乗ればいいです。


ネットで調べると九份バス停ではなく降車バス停まで行って降りてきたほうがいいとあって、実際みんな降車バス停で降りてました。


で、九份


いい感じです。


ちょっと裏に入ると、住宅です。ナンパされましたが、言葉が通じず逃げられてしまいました。


変なおばちゃんから食いもんを買います。イモトとテレビに出たらしい。


いったん一番したまで降りたので、帰ろうと思ったけど、九份バス停ではすでにバスがいっぱいで乗れる気配がなかったので、また登って降車バス停から乗ることに。
そしたら、なんかネットで見た感じ。


よく見る風景が!


満足したので帰ります。
帰り、コインがなくてバス代が払いにくいので、なにか食べてお金を崩そうと思ってへんな饅頭のようなものを買いました。
そしたら、50元玉でおつりが返ってきたのだけど、10元玉が欲しかったので、「我要十元」と言ったら、なんとか通じたようで、10元玉5枚と替えてくれました。


しかし、バスはすごい行列。台北直通のバスはなかなか乗れないので、瑞芳行きに。電車で来ておいてよかった。
月曜日に来てこれだったので、土日だともっとすごかったのかも。

ドイツビール

台北に戻ったら、ドイツビールやさんに行ってみました。


なかなかおいしい。金額も日本と同じくらい。


飲んでたら、おっさんは帰ってしまって、店にひとり取り残されてしまいましたw
おばちゃんが外にいる、と。おばちゃんが戻ってきたので、もう一杯ビールを頼むと、「中国人から中国語を習ったの?それは中国の発音よ」という感じのことを英語で言われました。台湾語と北京語は違うらしい。

台湾たのしい

ということで、すごく台湾たのしかった。
書いたとおり、その9割はパスタやのレジの女の子にもっていかれていますが。いやー、いま思い出しても甘酸っぱい。
というのは別として、東京みたいに行儀よくしないといけない緊張感とかがぜんぜんなくて、だらだらと過ごせました。東京だとリュックを背中に背負ったまま混んだ電車にうっかり乗ってしまうと「おまえどっか行け」みたいなことをTwitterに書かれてたりするじゃないですか。そんな殺伐感がないです。
台湾の人はみんなおだやかだし、台北では日本語それなりにわかってもらえるし、初めて行く海外としてはとてもいいんじゃないかと。
また機会を作って行こうと思います。