今年も最後なので、よかったマンガをまとめておきます。基本的には今年よみはじめたものです。
基本的には、ストーリーがしっかりしているものが好み。異世界もの多め。安易な裏切りとかバカな行為で話がすすむということがあまりないやつ。細かい設定の荒は、物語の中でツジツマがあっていれば気にしない方針です。
あと、マンガを面白く紹介する能力はないので、そこは期待しないで。
1月2月にまとめ買いした本が多くて、そのころ調子が悪かったんだなーという思い出し。
一覧
- アオアシ28巻~30巻
- 転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す
- 異世界黙示録マイノグーラ
- 最強の黒騎士、戦闘メイドに転職しました
- ウォルテニア戦記
- 信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
- 処刑された賢者はリッチに転生して侵略戦争を始める
- 世界でただ一人の魔物使い
- 魔王軍最強の魔術師は人間だった
- 俺はまだ、本気を出していない
- アカネノネ
- 即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
- 異世界転移したのでチートを生かして魔法剣士やることにする
- 神さまSHOPでチートの香り
アオアシ28巻~30巻
サッカーマンガ、アオアシは、まあ普通に面白いんだけど、28巻から登場の司馬さんとの話がすごくよかった。
ユース所属中の主人公・葦人がトップチームの練習に参加することになって、意識の違いに面食らう。そこでチームを引っ張っぱり育ててきて引退を考えてる司馬選手に出会って目標にしていくという、この二人のやりとりがめちゃ面白かった。世代交代育成物語。
28巻から30巻まで、キリよく始まって他の登場人物はあまり気にしなくていいので、ここまで見てなくても割と読めるので、追ってない人にもおすすめ。
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す
森で瀕死の黒龍に回復薬をかけたら、回復時の激痛を攻撃と勘違いされて反撃をうけて逆に瀕死になって、そのときに前世が大聖女であることを思い出して、黒龍を隷属させる契約をしていろいろ活躍する話。
けれども前世で魔人に殺され、そのとき生まれ変わっても殺すといわれてたので大聖女であることをひた隠していくのだけど、その隠し方が隙がありすぎてまわりを巻き込んでドタバタしていく話。
人を助けていく いい話とドタバタがいい感じに混じっていて面白いです。
異世界黙示録マイノグーラ
完全に表紙買い
病弱で死んだら国家運営シミュレーションゲームの世界に転生したので、英雄ユニット「アトゥ」と共に最も邪悪な国家マイノグーラを運営するという話。
しかし、主人公はあまりしゃべらないし動かないので、ほぼ画像左のアトゥさんが主人公のようになっている。
というか、アトゥさんを見るために読んでいる。
貼らないけど、2巻第7話の このコマのあとが最高です。
7話、8話、完全にアトゥさん顔芸回
ちゃんと話もおもしろいです。3巻なんか不穏なところで終わっている。4巻はよ。
マイノグーラを讃えよ!
最強の黒騎士、戦闘メイドに転職しました
不慮の死をとげた黒騎士部隊隊長が、女の子に転生して、しかし両親は強盗団に殺され孤児になり、貴族に拾われて戦闘メイドになる話。
そして黒騎士部隊の仲間と再会して、転生がバレたりバレなかったりしながら、昔の雰囲気を取り戻していきつつ、自分がなぜ殺されたのか探っていくという話です。
この、昔の仲間との再会のしかた、馴染んでいきかたがとてもよいです。
3巻までunlimitedで読めます
ウォルテニア戦記
異世界召喚されて、そこで召喚者を殺して逃亡、ふたりの女の子奴隷を助けたのを皮切りにどんどん仲間が増えてなんやかやと恐らく国になっていくという軍記ものです。
異世界ものといえば出だしでタイトル回収して3巻くらいでネタ切れ惰性で続くというようなものが多い中、タイトル回収は5巻の最後です。
という感じで、シナリオがしっかりしていて、そして元の世界ともつながる伏線があるという、
信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
9種族いて人間が劣等種扱いされている世界で、「無限ガチャ」という珍しいギフトを与えられた主人公が9種族パーティーに混ぜてもらってたのだけど、やっぱそのギフトはカビパンとかしか出ないハズレだってことでダンジョン奥底で殺されかけ、転移トラップにはまって逃げることができたものの魔物に襲われ、藁にもすがる思いでガチャをまわすとなぜかSURとかのカードばかり出て裏切ったパーティメンバーに復讐の「ざまぁ」していくという話。
絵がきれい。あと、やっつけられる人たちは高慢でイヤな人として描かれているので、ボロクソやられていくところがスッキリしてしまう。
あと、絵がきれい。
処刑された賢者はリッチに転生して侵略戦争を始める
勇者と共に魔王を倒した賢者が、魔王がいなくなった世界では脅威とみなされて処刑され、リッチとしてよみがえって魔王になって世界の悪役になっていく話。
基本的には戦争して領土を広げていく軍記ものかな。
人間がまとまるには共通の悪が必要という信念の元、魔王をやっていくのがよいです。
1巻はunlimitedで読めます。
世界でただ一人の魔物使い
勇者がイヤになって「転職の書」を探して転職したら魔物使いになり、魔物を仲間にしながら旅をしてたら、エルフの隠れ里にたどりついて、そこを拠点に魔物の国を作ることになったという話。
戦闘多めの領地運営ものという感じ。
このメンバーが仲間になっていく過程が面白いです。
戦闘多めだけど、基本はほのぼのやっててよい。
1巻はunlimitedで読めます。
魔王軍最強の魔術師は人間だった
とりあえずタイトル通り。魔族を偽った人間を幹部にした魔王軍が人間の国に攻めていく軍記もの。
だんだん人間であることは気にされなくなっていくし、魔王軍も魔族人間混成軍になっていくしで、だいたい普通に戦争していく感じになっていくのだけど、その変化が面白い。
というか、書き込みがすごい。
俺はまだ、本気を出していない
転移でも転生でも召喚でもなく、ふつうにオレツエーな貴族4男主人公が、4男という立場にあぐらをかいてダラダラ生きていこうとしたら当主と1-3男が隕石で死亡したことにより当主になってしまったので、ダメ当主を演じて当主交代を狙おうとしたら、本気だしてないのにいろいろ解決してしまうという話。
一応領地経営ものではあるけど、本気だしたくない主人公が なんやかやうまくやりすぎてしまうドタバタが楽しい。
unlimitedで1巻読めます
アカネノネ
有名ミュージシャンを父にもつけど音楽性を認められていないボカロPな主人公が、歌い手をみつけてやっていく話。
最初は「茜色のコンポーザー」だったのが、月刊スピリッツから週刊スピリッツに移籍してタイトルが変わったぽい。
ライブをやらないミュージシャンの話は珍しいし、もちろんユニットつくって順当に賞を取ったりするんだけど、そのあとの展開がそうくるかーってなって面白いところ。
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
修学旅行のバスごと異世界転移して、チート能力を与えられて賢者を目指せと言われるのだけど、主人公と女の子は能力が発現しなくて荒野に置いていかれ、でも主人公は「死ね」と思っただけで相手を殺せる最強チート持ちだし、女の子もなんだかんだ強くて旅を続けるのでした、という話。
そんな最強チートでどうやって話を進めていくんだろうと思ったら、ちゃんと面白く話がすすんで面白い。
1巻2巻、unlimitedで読めます。
異世界転移したのでチートを生かして魔法剣士やることにする
異世界でチート能力持ちが謎解きアドベンチャーやる話。原作の進行諸島先生の話はだいたいそんな感じで、人物の心情描写とかはほぼナシで魔物討伐や謎ときをやっていく感じ。なので異世界賢者の転生無双にしろ失格紋の最強賢者にしろ同行者の女の子は基本的にファンネル扱い。転生賢者の異世界ライフは同行者がスライムで、そのスライムごしに魔法を打つのでまさにファンネルですね。
で、「チートを生かして」の場合は生成した魔法を同行の不思議な女の子に操作してもらうという感じで、役割がすっきりしていて いいです。
楽しみどころとしては、黒幕やら事件やらの仕掛けが凝っているので、そういうのの解決を楽しむ感じ。
まあ、基本的にどの作品も平和に話が進んでいくので、絵柄とかで選ぶのがいいと思う。
神さまSHOPでチートの香り
全5巻完結で4巻までUnlimitedで読めるので読んでみたら結構おもしろかった。
内容としては異世界で現代日本の商品を売る商売系をベースにドワーフとエルフの仲間や商会の女の子と仲良くなっていく話。
細マッチョ エルフとのやりとりがよかった。
ただ、異世界に送り込んだ神様のシンボルを現地3神の神殿に奉納していくという設定がひとつもこなされないまま「俺たちの旅はこれからだ」で終わったのは残念。女の子との関係も中途半端だったけど、オマケ小説で回収したのでまあよし。
4巻までunlimitedで読めます