Bardも世の中のサービスぜんぶGoogle製と思ってるらしい

Googleの言語生成AI、Bardが日本語でも使えるようになってました。
で、いろいろ試していたのだけど、プログラミングアシスタントのCopilotをGoogle Copilotと呼んでいます。

Google翻訳のときも、文中で作者が指定されていないプロダクトに「Googleの」をつけて翻訳することがあるという現象がありましたが、Bardでも発生してて、面白いと共に根が深いなぁと思いました。
これは恐らく、Google製品・サービスに関するフォーラムなど元々Google保有するテキストを学習データとして使っているからではないかと推測されます。

ところで、上記ではPDFを読み込んで答えてるかのような反応をしていますが、実際にURLアクセスしてるわけではなく、学習過程で含まれていたテキストに基づいて答えているようです。

試しにぼくのエントリのURLを指定すると、めっちゃPaLMについて解説したことになっています。

実際には「大規模言語モデルの「脳波」が反応してる部分を壊すとどうなるか試した」という内容で、LLMをぶっこわして遊んでいるだけです。

Bardに聞く場合は、タイトルで聞くほうがよさそう。

そして、PDFを要約したい場合は、ChatGPTでAskYourPDFプラグインを使うのがよさそうです。

ブログもWebPilotプラグインを使うとちゃんと要約してくれています。

大規模言語モデルの「脳波」が反応してる部分を壊すとどうなるか試した - きしだのHatena

なんか、要約されるとちゃんとしたことをやってる風になっていますね。