Anthropic CEOの「ソフトウェアエンジニアリングは12ヵ月で完全に自動化する」発言は鵜呑みにできない

Claude Codeの開発で2ヵ月コードを書かないエンジニアがいて、そこから6-12ヵ月でソフトウェアエンジニアリングが完全に自動化するというAnthropic CEOの発言が話題。
でもそれって限られた開発しか見てないように思うので、めんどうなコードばかり書くことになるだけでは、と思ったりした。

上記では述べられてないけど、このYouTubeでの発言をみると、コードを書かないエンジニアがいるのはClaude Codeの開発での話っぽい。

これが、Claude Opusのサーバーを運用するエンジニアがコードを書いてないという話であればすごいのだけど、Claude Codeはソフトウェアの中では簡単な部類になると思う。

基本的にはユーザーが入力したテキストにしたがってClaudeを呼び出しプロンプトのテキストを管理というもの。

ユーザーの入力を他のだれかにリアルタイムで反映させる必要はないし、秒間数万のトランザクションが発生するわけでもない、ユーザーインタフェースはほとんどない、物理ワークフローの制約を反映する必要がない、共有リソースの排他制御もほぼ不要、そして、考慮すべきレガシーコードがない。

重要なのはプロンプトの部分にあると思う。そしてここは手書きじゃなかろうか。

ただ、そういった難しい制約のない部分のコードの自動化が進むことは確かなんだと思う。 その結果、自動化できる部分は目にみえなくなり、ソフトウェアエンジニアの前には難しくてめんどうなコードばかり残って、むしろそういった作業が終わらないということになりそう。

あと、コードレビューが大変という話はよく聞くけど、そのあとのQA作業にも負荷が行ってて、ソフトウェアエンジニアへのテスト自動化の圧も高まると思う。AIを使った自動テストが流行るのでは。

そもそもプロンプトはたくさん手で書かないといけないですね。

ということで、ソフトウェアエンジニアはAI様が気持ちよくコードを書くためのプロンプトと、そこからはみでためんどうなコードと、それらの動作を保証する自動テストをたくさん書くことになり、「全然自動化されてないなぁ」という感想を持つことになるんではなかろうか。