WebサイトとAjaxとデスクトップアプリ

Ajaxってすでに単なるAjじゃねぇの?ってのは置いておいて。
Webサイト+デスクトップアプリ並行っていうのが流行るかなぁとか思ってみた。今すぐではないけど。


やっぱり基本的なHTMLベースのUIというのはシンプルで一般ユーザーにとって使いやすい。
ここで使いやすいっていうのは、操作がしやすいということではなくて、使う気になるという意味で。慣れれば短い手順で操作ができるっていう意味ではなく。
最近、ライトなWebユーザーと話すことが多いのだけど、やっぱりあまりに作りこまれたUIは使い始めるのに敷居があるような気がします。


たとえばここ読んでるような人の場合だと、新しいソフトを説明なく与えられても
「ドラッグ&ドロップすればいいんだぁ〜」
とか
「右クリックすればメニューが出るんだぁ〜」
っていう風に手探りで操作できると思うんですが、ライトなユーザーは「見えるものを左クリック」以上の操作をしない傾向があります。


で、また、ひとつ今までと根本的に違うのは、今まではパソコンを使い始めた人というのは「初心者」で、時間がたつと「中級者」とかになっていくことが期待できたんですが、今パソコンを使い始めてる人というのは「ライトユーザー」であって、使い始めた段階からあまり成長しないということです。パソコン買ってもパソコン雑誌は買わない。
だから、そのうち慣れて「こういう場合は右クリック」とか推測できるようになるってことが期待できなくなります。


そうすると、Webサイトとして作りこんだUIをAjaxで作るよりは、素に近いWebと作りこんだ専用ブラウザという2系統の操作系をコンテンツ提供者として用意するというのがいいんじゃないかと。
たとえば2chブラウザmixiブラウザみたいなのをオフィシャルに提供するということです。
でもプログラムをダウンロードしてインストールして実行っていうのはさらに壁が高い。


で、そこでJava Web Startですよ、ってなるわけですね( ̄▽ ̄)