2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スタンフォードの授業でデータベースの英語を勉強する

「Database Management Systems」を読み始めたので、英語に慣れるためにスタンフォードのデータベースの授業を見ようかと思った。 Algebraとか、なかなか音で聞く機会がないので、なじむのにいいかと。 http://www.db-class.org/course/video/preview_list …

品質が求められる部分のテストはエキサイティングだ

どうも、テストを書きたくない人という認識がされているのだけど、ぼくが書きたくないのは退屈で割にあわないテストで、品質が求められる部分のテストを書くのは、楽しいし、かなり好きです。 それは、たとえば品質について理解してないお客さんのプロダクト…

AmazonランキングからAmazon全体の売り上げを考える

「Amazonランキングの謎を解く」という本を読んだので、実際にAmazonランキングのグラフを作ってみたら案外いろんなことが読み取れるおもしろい結果になった。 めんどうな話は読みたくない人は、最後の「データから考えてみる」あたりから読めばいいと思いま…

MapReduceのパターン、アルゴリズム、そしてユースケース

Ilya Katsov氏による「MapReduce Patterns, Algorithms, and Use Cases」の翻訳 http://highlyscalable.wordpress.com/2012/02/01/mapreduce-patterns/ (下書きに入れて推敲するつもりが、なんか公開されてしまっていたので、あとでいろいろ修正すると思いま…

テストというのは、ソースコードの冗長化だと思う

テストというのは、基本的にはソースコードの冗長化だと思う。本来ならプロダクトコードだけ書けばよいところを、信頼性を高めるために複数の視点でのコードを追加する。また、サーバーの冗長化で、2台構成を3台構成にするよりも、はるかに1台構成を2台…

HTML5 audio+JavaScriptで音声いじくって遊んだ

hsmtたちとHTML5 audio+JavaScriptでエフェクタ作って遊んだ。 第1回ビジネスで使えるディストーション勉強会 #mobster(facebook) すごく気軽に音声がいじくれて非常に面白い。 ディストーション http://dl.dropbox.com/u/16392316/effecter/dist.html ディ…

「文字コード技術入門」読んだ

去年の年末くらいからちょっとずつ読んでたのだけど、やっと読み終わりました。 前のエントリで取り上げた「日本語入力を支える技術」のAmazon書名でも文字化けしてる「〜」がどういう経緯で文字化けしているのかとか、Unicodeのサロゲートペアとか、そもそ…

「日本語入力を支える技術」は「日本のトップレベルを支える技術」として読むべき

「日本語入力を支える技術」という本が非常に評判がよかったので買ってみて読んでみたら、想像以上にすごかった。 もちろん、データ構造とか、機械学習とかまとめて読めるのがすごいというのあるし、著者のブログにあるように、構造化SVMとかほかの本に載っ…

ぐぐらず校正せず書くのが、よい日記

ところで、上のエントリも含めて、ここ3エントリ、ぐぐらず、見直さず、まあ誤変換の修正くらいはしたけど、書きなぐったそのままで公開した。 でも、なんかいい感じになってる。 あえてブログとは書かなかったんだけど、日記、日々思ったことを書くという…

考えないのが、いいプログラマ

先日、プロ棋士対コンピュータというNHKの番組があった。 その中で、羽生名人がどんだけ先読みしてるかという話で、初心者よりちょっと多いくらい、中級者より少ない手数しか先読みしてないということを言ってた。 確か、初心者が10手、中級者が20手、上級者…

人間関係をリアルとバーチャルに区別する意味はあるだろうか

今日ちらっと、「ソーシャルとはリアルの人間関係のことである(キリッ」っていう文章みて、こいつバカじゃねーのって思わなかったことにしておくけど、そういう文章をみたんだ。 それで思った。じゃあリアルの人間関係ってなんだ? この対比で言う場合に、バ…

「低要求での品質逆転の法則」というのを思いついた

つまり、ソフトウェアのあらゆるパラメータで、要求が低いときには工夫をしないほうが品質が高くなるという法則。 たとえば、アルゴリズムというのは理論的にはデータが増えたときに性能悪化がゆるやかなもののほうがよいということになってる。 でも多くの…