スタンフォードの授業でデータベースの英語を勉強する

「Database Management Systems」を読み始めたので、英語に慣れるためにスタンフォードのデータベースの授業を見ようかと思った。
Algebraとか、なかなか音で聞く機会がないので、なじむのにいいかと。
http://www.db-class.org/course/video/preview_list


スタンフォードといっても、内容はデータベースの基礎なんで、リレーショナルモデルとか内容自体はそんなに難しくない。
右下の噴出しをクリックすると、英語字幕が出るので、文字と音の対応もつけやすい。面白いのは、1.5倍速という精神と時の部屋モードがあること。ちょっと機械っぽくはあるんだけど、これに慣れると通常の速さが聞き取りやすくなるし、10分聞けば下界の15分の勉強に相当する。


ところで、「Database Management Systems」は、インデックスやクエリー評価、トランザクションなど、データベースの実装について書いた英語でも数すくない(と思う)本なので、勉強になる。

Database Management Systems

Database Management Systems

幅広い内容が扱ってあって、1100ページあるのだけど、リレーショナル代数とかスキーマ設計については日本語でも本があるので、データベースの実装に関するところだけ読むとするとPart IIIからPart Vまで読めばいいので300ページ程度で、そこだけ切り離してしまえば物理的にも読みやすくなる。
あと、著者名からは、英語ネイティブの人じゃないっぽくて、英語がすごく読みやすい。


クエリー評価は、ちょっと見せてもらった感じだと、こっちの本のほうが詳しく載ってるようだ。

Database Systems: The Complete Book

Database Systems: The Complete Book

ちょっと見る感じでは、この2冊以外にリレーショナルデータベースの実装を扱ってる本は見当たらない。


スタンフォードの内容で初見の事柄が多いという場合は、普通に日本語の本でおさらいしておくといいと思う。このあたりとか。

達人に学ぶ SQL徹底指南書 (CodeZine BOOKS)

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