Javaはこれからどうあるベキか

Javaは10年前の技術で、Rubyみたいなワクワクを手軽に感じることは難しいし、かといって、世の中はすでにJavaがなくては回らない程度にはなっているし、自分自身がメシの種にできるのはJavaだけだし、どうなっていくベキなんでしょうね?


まあ、大量生産のプログラムのためのプラットフォームとしては揺るぎないものになっていてるわけですが。
Rubyみたいにワクワクしないといっても、結局のところ大量生産のプログラムでは、コーディングのレベルでわくわくする必要は必ずしもないんじゃないかと思ったり、ともすれば、コーディングレベルでのワクワクというのは、商売を考えたときには害になったりするんじゃないかとも思ったりするわけです。
抽象化はコードを追いにくくしていくし、コードを凝ってプログラムの美しさを求めると、アプリケーションの自由度がさがっていく傾向があることは否めないし、レベルの高いコードを書くと、そのコードをそのレベルを保って扱える人はどんどん減っていくわけで、そうすると理論的にメンテナンス性が高かったとしても現実的なメンテナンス性は下がっていくし、だからといって作業者全員のコーディングレベルを高くするよりも別の能力を高くしたほうが経済的には有利な気がするし、大量生産のプログラムはコーディングのレベルで楽しくある必要はないんじゃないかと。


素晴らしいアルゴリズムのプログラムをコピペしまくりの汚いコードで書いたほうがいいんじゃないの?とか。


もうね、ツールをつかって、アプリケーションを組み立てること自体が楽しければいいんじゃないかと。コーディングはいつまでもアプリケーション作成の中での一番重要な作業であることに変わりはないんだけど、その比率はどんどん下がっていくわけで。
そうすると、Javaにはクロージャがないっていっても、匿名クラスすら知らない人が多い状況だと、まあ匿名クラスが書きやすくなる程度のシンタックスシュガーがあれば大多数にはおっけーだし。


ということで、やっぱりJavaNetBeansをガンガン流行らせて、アプリケーションが手軽に作れる状況を作るのがいいんじゃないかと思ったりするのですよ。
そうは言っても、だんだんNetBeansがわかる人も増えてきたので、もうちょっと資料が整ったら、ぼくは別のことをやって遊ぼうかなと思ったりするわけです。


最近は、プログラムを書かない、ソフトウェアに関わらない生活というのも楽しい気がしてきました。
ってJavaの話じゃないね。