去年までのAIをAIと呼ばなくなっていた

2015年くらいからAIという言葉がニュースに出るようになったけど、そのころのAIはもうAIと呼ばないですね。

たとえば、ラーメン次郎を判定してくれるbotがありました。こういうのがAIと呼ばれていたと思います。(作った人はAIと呼ばない傾向)
【やじうまWatch】 ラーメン二郎の画像を送りつけると店舗名を教えてくれるTwitterのbotが登場 - INTERNET Watch

去年までは、こういった判別器のことを「AI」と呼んでました。
元組み込みエンジニアの農家が挑む「きゅうり選別AI」 試作機3台、2年間の軌跡:農業×ディープラーニングの可能性(1/3 ページ) - ITmedia エンタープライズ

で、仕組みを知っているとAIと呼ぶのに違和感があったためか「いままでもちょっと賢いプログラムがAIと呼ばれてきたが今はAIと呼ばれない。これも浸透すればAIと呼ばれなくなる」のような話をする人が結構いました。

そこにChatGPT。 これは、いままでAIと呼ばれていたものに比べると「知性」が感じられるものです。
あと、仕組みを知っていても、なぜその仕組みから「知性」のようなものが生まれるか地球上で誰も説明できていない状況です。

もういまはAIというと自然言語に対してなんらかを返してくれる仕組みのことで、たんなる識別器や最適化プログラムをAIと呼ぶのに違和感があるようになってる気がします。

いまのAIブームは第三次AIブームと言われているけど、ChatGPT以降は第四次と呼んだほうがいいくらい今までと違う感じになってる気がします。

そういえば次のWEB+DB PRESSは画像生成AIが特集にありますね。ぼくも連載はじめてます。