環境問題

サンフランシスコ行きの飛行機で環境問題に関する本を読んでたら、今まで持ってた環境問題に対する知識は全部リセットしないといけないことがわかった。
ペットボトルのリサイクルはやらないほうが環境にやさしいし、100%再生紙は環境によくない。家電リサイクルも環境によくない。経済にはやさしい。とくに役所の。
すでに存在する森林は二酸化炭素を吸収しないし、砂漠の緑化は環境にいいとはいえない。水素自動車は環境にやさしくないし、ハイブリッド自動車もいくら燃費がよくても、燃費は悪いが作りやすい車のほうが環境にやさしい可能性がある。エタノールを精製するにはそこから得られる以上のエネルギーが必要になったりする。


で、いま話題の地球温暖化
まず重大な前提として、現代は氷河期であるということ。
北極の氷が溶けても海面の高さに影響はないし、南極の氷はここ数年増えている。
ここ最近の温度上昇は、太陽の黒点の影響で雲の生成が減ったからかもしれない。


というような、うそかほんとかよくわからないけど、なかなか筋の通ってる議論がいろいろあり、その裏には政治的・経済的思惑があり、もう何を信じていいかわからない状態。少なくとも、安易で気持ちいい議論はかなり疑わしい。


きしだのいまのところの環境対策は「地域の食材にお金を出す」ということにしておこうかと、そんな感じ。
とサンフランシスコで考えた。