もう夏休みに入っちゃってる人多いと思うんですけど、こういうとき本を読むとしたら、業務に直接関係ない本とかいいんじゃないかなーと思うんですね。
ということで2日くらいで読めそうなの4冊ほどあげておきます。
プロセッサを支える技術
一番オススメはこれ。なぜなら去年の夏休みには出ていなかったから。
プロセッサを支える技術 ??果てしなくスピードを追求する世界 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: Hisa Ando
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/01/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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マルチコアが流行りますよって言われて、とうとう携帯電話もデュアルコアが載ったりする時代になりました。
そうすると、やはりマルチコアがどういうもので、どういう特性があるか、今後の方向性としてどういう問題に対策しながらCPUが発展してくか、そもそも今までどうやってCPUが速くなってきたか知っておいたほうがいいと思います。
あと、最近のレンタルサーバーは全部仮想化されるようになってきてて、開発時もVMWareなりでサーバー環境作るのも当たり前になってきてて、じゃあ仮想化をCPUがどうサポートしてるかとかも知っておいたら、VMWareの設定項目の意味がなんとなくわかるようになって楽しいです。
この本は、ちょっと細かすぎるんじゃねーのってところもありますが、全体的に読みやすくて、しかもCore i7まで扱われているのでおすすめです。
ネットワークはなぜつながるのか
2冊目はこれ。まあ、ネットワークの本とか夏休みでもなけりゃ読まんでしょう。
ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識
- 作者: 戸根勤,日経NETWORK
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/04/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 31人 クリック: 372回
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ブラウザでURLがたたかれて、どのようにTCP/IPがイーサネットにのり光ファイバーにのり、サーバーまでたどりついて帰ってくるかというのが説明された本です。
これも読みやすくておすすめです。
アルゴリズムクイックリファレンス
プログラマならアルゴリズムちゃんと勉強せんといかんでしょう、ってことで。
- 作者: George T. Heineman,Gary Pollice,Stanley Selkow,黒川利明,黒川洋
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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基本のソート・探索だけじゃなくて、グラフとか計算幾何とか幅広く扱われてておすすめ。
プログラミングの基礎
プログラマならプログラム組めないといかんでしょう、ってことで。
プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))
- 作者: 浅井健一
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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関数、条件分岐、再帰、高階関数といった、プログラムを組むために必要なそれぞれの要素を、おそらくほとんどの人が実用的には使っていないだろうOCamlを使って解説していて、OCamlについて詳しく説明しすぎていないので、特定の言語とは独立に、プログラム自体について考えやすい本。
Scalaとか関数型を取り入れた言語が流行ってきて、そういった言語のベースにもなっている関数型についてもちょっとわかる。おすすめ。
読書感想文
読書感想文は、400字詰めブログエントリ1つくらいを、8/31までにトラックバックで提出です。8/31といったら8/31の17時までらしいです。JSTです。
採点は自己採点でお願いします。
(参考:第28回嘘競演 夜86 助教授の悩み)