Jackpotはどこに行ったの?

Jackpotは、Javaの言語要素を検索・操作する機能で、例えば「if文」や「String型の==での比較」といった検索を行います。NetBeans6が発表されたころには、目玉機能として扱われてました。
ところが、NetBeans6がリリースされてみると、標準のメニューはおろか、ダウンロードできるプラグインの中にも見当たりません。JackpotのサイトにはDaily Buildでのインストール方法しかありません。


では、Jackpotはどこにいったんでしょうか?


実際には、NetBeans6でのリファクタリングや警告機能では、Jackpotの機能を使って実装が行われています。正式リリースでは、Jackpotは、NetBeansでのJava開発のコアである言語処理モジュールの一部になっています。
とはいえ、Jackpotのセールスポイントだった簡単な式言語によるリファクタリングの実装や検索がなくなったのはもったいないです。
と思って調べてみると、どうやらJackpotのユーザーインタフェースは、大きいバグのために今は外されているということです。


じゃあ、いつになるかというと、なんか、開発者がJavaFXスクリプトコンパイラにかかりっきりで、それが落ち着いたらJackpotに時間が使えるとか使えないとか。
JavaFX
http://jackpot.netbeans.org/servlets/ReadMsg?list=users&msgNo=40