いままでハードウェアについて勉強する本としてCPUの謎を勧めてたのだけど、マルチコアが出るか出ないかという時期で、すこし情報が古いかなーと思ってもう少し新しい本を探してたのです。
そしたら、こういう本がありました。
- 作者: 大原雄介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2006年ということで、CPUの謎と時期はそう変わらないとはいえ、やはり実際のマルチコア製品が出たあとということもあり、少し詳しくマルチコアについて書かれています。あと仮想メモリとかOSに関する部分も書かれていたり、仮想化技術の章まであったり、扱ってる範囲はなかなかいいです。
Intel、AMD、Microsoftといった企業の思惑までとりあげられてて、おもしろい。
ただ、見開きの左が文章で右が図という構成のわりには図のほうがスカスカなところも多く、説明不足な感じではあります。
なにより、「出品者からお求めいただけます」・・・orz