難しい本、分厚い本を読んでいて挫折しそうになったらどうするか

そのまま挫折しましょう。


難しい本、分厚い本を読んでいて挫折してしまうのだけどどう読み進めればいいかという質問をもらいました。
今回、一連のエントリーでかなり分厚い本や前提知識が必要な本をとりあげたので、そういう本を読んでいるとくじけることも多いんじゃないかと思います。
そういうときは、そのまま挫折して、次の本に行きましょう。で、気になったころに読み返せばいいと思います。


挫折するということは、必要性が出てないか、まだ実力が足りないか、その本が面白くないかだと思います。
必要性が出てないなら、ほっておきましょう。いつか必要性が出たときに読めばいいです。
実力が足りないとしたら、自分の実力にあった本を探して、挫折した本が読めるような力をつけましょう。
面白くない本もほっておきましょう。ほんとは面白い本なのに、面白さがわかってないだけかもしれません。面白さがわかってきたら読めばいいと思います。ただし、だめな本だと思ったら捨てましょう。


まあ、どういう理由にせよ、挫折しそうになったら、その本は読むのをやめて、別の本を読みましょう。
そのうち、挫折した本を読みたくなったら、読めばいいと思います。そのころには以前より読めるようになってます。そして、以前より面白く読めるようになっていると思います。
いい本は、絶対に、あとで読む必要がでてきます。トランザクション処理は3年前に挫折してますけど、いま読む必要がでて読みたくなってます。


結局、1冊の挫折は気にせず常に何か読んでればいいんじゃないかと、何らか前に進んでればいいんじゃないかと思うのです。