PHP不人気

PHP5を普及させようとしてる最中であることを考えると、PHPの不人気ぶりが目立ちます。
「欧州/中東/アフリカではP言語の利用が前年比2ケタ減」,米調査 | 日経 xTECH(クロステック)

PHPの不人気の理由は、ライブラリやフレームワークの機能が足りないというものではなくて、仕様が不安定であるということだと思います。2年も使って何度かバージョンアップを体験してみればいやになります。
PHPを今後使わないつもりの人が40%という高い数字なのは、そこらへんが現れた数字だと思います。
原因はコミュニティーの努力でどうにかできるものではない構造的なものに思えます。


ライブラリやフレームワークを作ったとしてもバージョンアップに対応するだけで疲れてしまいます。新しいバージョンに対応したら対応したでいままでのバージョンでは動かなくなるのでだれも使えない状態になるし、かといって各バージョンに対応する体力はないし、という感じ。
PDOとかも便利そうだけどバージョンアップで動かなくなりそうで使うのが怖いです。
今、日本ではPHPの採用が増えているようですが、いまのうちに改善しておかないと今回使い始めたひとが離れていく状況になったときには二度とPHPのシェアが増えることはなくなると思います。
ゼンドジャパンの人とかコミュニティーの人とかはがんばってるんですけど。