それはそうと、「勉強したら仕事なくなった」感が出た個人的な理由

なんとなく、勉強したら仕事がなくなったと思ったんだけど、実のところ仕事に困る気がしてるわけでもない。
じゃあ、なんで勉強したら仕事がなくなった、と思ったかというと、ここのところの仕事では短絡的に次の仕事につながる技術を得てないので、仕事外の勉強でそういう仕事につながる技術を得ないといけないのだけど、これまた短絡的には次の仕事につながらない分野の勉強をしてたわけです。


なんたって、去年がNetBeans Platformをベースにグラフィックエディタもどきを作って、今年がプログラミング言語のコンバータですよ。100歩ゆずって、NetBeans Platformを使ったりグラフィックエディタのようなものを作る仕事はあるとしても、プログラミング言語のコンバートの仕事がそうそうあるとは思えない。
グラフィックエディタのようなものの場合、Swingの勉強にもなったわけだし、まだいいんだけど、言語コンバータなんて、JavaCCの使い方がわかればあとは生成規則をどう書くかとどうテキスト処理するかの問題なんで、使うAPIなんてString.formatとArrayList、HashMap程度のもんですよ。List/Mapがネイティブに扱える言語なら、まったくライブラリが必要ない。

自分のプロジェクト内で巨大なフレームワークを作って外部ライブラリを隠してるとかもなくて、再利用可能なライブラリとしては、大文字小文字を無視して検索できるHashMapと、インデントが指定できるWriterを作ったくらい。


ここ2年、Webアプリケーションはおろか、SQLも仕事でさわってなくて、なんか気のきいたライブラリに習熟したわけでもないのだから、主流とは完全に離れて「仕事がなくなった」感に襲われても仕方がないかと思った。
生成規則書いたら、あとはザクザクと処理を書いていけばいいだけなんで、デザインパターンとかクラス設計とかもほとんど必要ないしね。
あ、Visual Basicの文法にアホほど詳しくなった。たぶん、いま日本で一番VBの文法に詳しいと思う。VBでプログラム書くのに、ここまでの文法が必要になることはないけども。VBの変な文法って、VisualがついてないBasicの時代から受け継いだものだったりすることが多いし。


そりゃ、浮世離れするわ。