書名に「JavaScript」とつけることの危険性

ゴイアス

Amazon見てて思ったこと。
こういう本があった。内容は見てないので、一般論。

JavaScriptによるアルゴリズムデザイン―オブジェクト指向からDB・Web・マイニングまで

JavaScriptによるアルゴリズムデザイン―オブジェクト指向からDB・Web・マイニングまで


コメントに、こう書いてある。

タイトルに「JavaScript」が付いているが、JavaScriptのコードはなく、アルゴリズム用の擬似コードが載っている。JasvaScriptに関しては最初に10ページほどの簡単な解説が書いてあるだけであり、純粋なアルゴリズムの教科書である。


これが本当なら、『出版社の「売らんかな」の都合』でJavaScriptと冠につけたということになる。で、そうすると、デザイン系の非プログラマをひきつけて、

なにしろ価格が高すぎる。

という判定になっている。3900円なら、この分野の本としては普通の値段だけども。
ターゲットとして想定している人と外れた人が手に取るようなタイトルや装丁にしてしまうと、的外れな低い評価をされてしまって、とても不利になる。


Amazonでの技術書だと、コメントはついても3件とかそんな感じで、定番でやっと10件とかなので、ターゲットから外れた人からの評価や筋違いの評価で☆1つとかをつけられてしまうと評価がそのまま低くなってしまう。
Javaによるアルゴリズム事典とか。サンプルにJavaっぽいコードではないものがあったのは確かだと思うけど。


まあ、2人が評価して、理由は違えど☆2つや☆1つがついているということは、いい本ではない可能性が高いので、次に本屋に行ったときに、確認してみよう。
それなりにいい本だと、批判ばっかり書いてあるのに☆4つとかになりますよね。