Ajaxの限界

Ajaxで本格的に業務アプリを作ろうとしたときに問題になるのは開発環境です。
開発環境としてWYSIWYGなエディタが必要になるのですが、本質的な壁が立ちはだかります。
Ajaxを構成するためのHTML+CSS+JavaScript+サーバーサイドというのが、すべて独立した技術であるということです。
AjaxのWTSIWYGなエディタを作るときには、必ずライブラリが前提となります。
ここで、ライブラリの仕様を決めるための仕様がないため、アドホックにライブラリの対応をやっていく必要があります。
そうなると、結局Swingで書くほうが楽ということになります。


もちろん、業務アプリに限定した話です。
コンシューマーアプリの表側は、Ajaxでやらざるを得ません。


でも、たとえばJavaでWebサイトを構築するとして、表側はWicket/Ajaxで、管理側はSwingというのはかなりいいですね。
管理側をWebでやるとしても、JSFというかStudio Creatorでやるというのもいいですね。