Database Management Systems 8章読み終わった

一日1ページとか2ページとかいうペースで、Database Management Systemsを読んでるのだけど、やっと8章「Overview of storage and indexing」が読み終わった。

Database Management Systems

Database Management Systems


ついでに言うと、8章から読み始めたので、最初の章がやっと終わった感じ。
さらについでに言うと、7章までは普通にリレーショナルモデルとかSQLの説明とか、日本語でも読めるような内容なので、読み飛ばしてる。JDBCAPIの説明とかJSPとか、どうでもいいし。
そしてさらに言うと、18章までしか読まないつもり。んで、自炊したついでに、8章から18章までだけまとめた紙をとってあるんだけど、350ページくらいのコンパクトな物理的に読みやすい本になった。元は1000ページ以上あってとても重くて物理的に読みにくかった。
で、これ書くために目次確認してたんだけど、後の22章「パラレル・分散データベース」と、28章「空間データ管理」は面白そうなので読もう。


ということで、今回読んだ8章の、それぞれのセクションのまとめ。と、まとめてるうちに、今から読むところにどんなことが書いてあるか概観しておいたほうがよさそうなので、9章についてもぱっと見のまとめ。

8.1 DATA ON EXTERNAL STORAGE

ディスクにデータを保存することについてのI/Oコストとか、レコード構造について簡単に。

8.2 FILE ORGANIZATIONS AND INDEXING

ファイル構造とインデックスについての概要

8.3 INDEX DATA STRUCTURES

ハッシュ形式のインデックスとツリー形式のインデックスについて。

8.4 COMPARISON OF FILE ORGANIZATION

ファイル形式とインデックスの組み合わせについて、各操作ごとのI/Oコストとかの比較。結構読むのが疲れた。

8.5 INDEXES AND PERFORMANCE TUNING

「SELECT dno, COUNT(*) FROM employees GROUP BY dno」みたいな具体的なクエリーについて、どのようにインデックスが使われてI/Oが発生するかという話。この章で一番おもしろかった。

9.1 THE MEMORY HIERARCHY

9章は「Storeing Data: Disks and Files」という章で、ディスクにデータをいかに保存するかという話。
まずはメモリの階層モデルについて。この本は、ディスクをいかに操作するかみたいなのに力点が置かれていて、この章をみるとSSDを踏まえた新版ほしいなーと思ってしまう。

9.2 REDUNDANT ARRAYS OF INDEPENDENT DISKS

つまりRAID!興味がない!
RAIDのそれぞれのレベルについて説明があったりするのだけど読み飛ばすかも。

9.3 DISK SPACE MANAGEMENT

ディスクのスペース管理。次の章への準備かな。

9.4 BUFFER MANAGER

メモリキャッシュの話。おもしろそう。

9.5 FILES OF RECORDS

ファイルの持ち方の話。データ構造を[ファイル-ページ-レコード]という三階層で扱う前提なのだけど、ここはそのファイルについて。ここからがこの章の本番っぽい。

9.6 PAGE FORMATS

ページ構造について。

9.7 RECORD FORMATS

レコード構造について。

9.8 REVIEW QUESTIONS

章末の内容確認。読み飛ばす。