2年後にはEclipseを使う人はいなくなる

Eclipseは「リファクタリングと補完にしか取り柄のないIDE」ですが、NetBeansは逆に「リファクタリングと補完に欠陥のあるIDE」ですね。
そこでJackpotですよ、と。
http://jackpot.netbeans.org/


Jackpotは、Javaのコードをオブジェクトとして扱ったり、そこからなにか抽出したり、変更したりするためのフレームワークです。
このルール言語のリファレンスをみると、どんなことができるか想像がつくと思います。
http://jackpot.netbeans.org/docs/rule-language.html
これを見ると、リファクタリングや静的検査、コード補完なんかの仕組みが書きやすくなることが想像でします。
そうすると、NetBeansでのコード補完やリファクタリングというのは、ありえない速さで進化します。


NetBeans6が出た時点では、Eclipseは「なんの取り柄もないIDE」になってしまいます。
Eclipseを使う理由は「いままで使っていたから」というものだけになります。
「いままで使っていたから」という理由は、できることが同じか他になにか取り柄のあるうちは強いのですが、理由がそれだけになってしまったときには驚くほど弱いものです。


EclipseJavaコードを書くツールで、NetBeasnはアプリケーションを作成するツールです。
ただ、現時点でのNetBeansのアプリケーション作成機能にはEclipseから乗り換えるほどのアドバンテージはなく、EclipseJavaエディタにはEclipseを使い続けるアドバンテージになっています。


この情況は、JavaEE5で一変します。
EJB3を始めとしたJavaEE5機能を試すにはNetBeansは一番の近道です。そのため、JavaEE5を試すためにNetBeansを使い始めるという流れがまずできます。
また、JavaEE5でWebサービスが使いやすくなったことや、ユーザーインタフェースの高度化を受けて、GUIクライアントが復権を始めます。GUIアプリケーションとWebサービスに強いNetBeansにとって強い追い風です。この追い風は、RubyPHPに押され始めてるJavaにとっての追い風でもあります。
Java Studio CreatorでのJSFアプリケーション作成機能もNetBeansに取り込まれます。Studio Creatorは単体では使いどころの難しいツールでしたが、NetBeansに取り込まれれば使うメリットが生まれてきます。
つまり、NetBeansのアプリケーション作成機能が大きなアドバンテージとして認識されはじめるのです。


そうやってアプリケーション作成機能が大きなアドバンテージを持った中で、NetBeans6がJavaコードの操作に強くなるとしたら、多くの人が想像していない流れが生まれてきます。
その流れの中でEclipseが存在感を示し続けることができるか、見ものになると思います。
NetBeans6が出るのは1年後。
そしてさらにその1年後の情況はどうなってるでしょうか。