キーボード入力による音転という現象

音転という現象がある。
わかりやすいところでいえば、「新しい」は本来「あらたしい」と読んでいたものが、いい易さのために「あたらしい」と音が変化して定着している。


ところで、ぼくは言葉を口で発するよりも、キーボードで入力するほうがはるかに多いという生活をしている。
そのなかで、入力の順序を間違えることがよくある。
お仕事メールに不慣れなうちは、「よろしくお願いいたします」が入力できず「よろしくおねがいいちますくt」のようになったりしていた。


そして、「くだらない」も「くらだない」に入力ミスする。
その証拠に昨日のエントリのタイトルも、「くらだない」になっている。
http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20120709#1341797081


やはり、キーボード入力による音転という現象を、言語学は考えないといけない時期に来ているのではないだろうか。
つまり、昨日のブログタイトルはtypoです。って言わせんな恥ずかしい。