無限が用意されたのはいつなのかな?

数学では、無限がすでに存在しているとすることが多い。
だとすれば、その無限が用意されたのはいつだろう?
無限が必要になるからといって、いまから準備を進めたのではいつまでたっても無限が準備できない。
前もって準備を始めていたとしても、今その無限の準備が終わってないのなら、これから先も無限の準備に無限の時間がかかるということになる。
たとえ40億年前に誕生した最初の生物が無限を準備し始めたとしても、いままだ準備中なのであればこれからも準備中だ。
100億年まえでも同じ。
では140億年前ならどうだろう?
140億年前といえば、ビッグバンが始まったころだ。
無限が用意できそうな特異点としては、ぼくが知っているのはビッグバンくらいのものだ。
ビッグバンが始まるちょっと手前までに用意していればいいかもしれない。
ビッグバンの前には無だけがあったのではなく、無と無限があったとするわけだ。
そうすると数学者が今使っている無限は、140億年前から用意されていた無限ということになる。
ありがたく使わないといけない。