読んでるブルーバックス

読んでるというか、見てる。基本的に本は読まずに見ます。興味のあるところだけ読む。
そういう意味では、縦書きは見づらい。というわけで、上がわの10行だけ見てる。
ぼくの考えでは速読というのは、通常の読み方だと視覚野→意識→聴覚野→言語野→意識という感じで認識がすすむところを、視覚野の発火から直接言語野を刺激する訓練なんだと思う。
本を読むとき脳内で声を出すということは、聴覚野を発火させてることになるはず。聴覚と言語はかなり密接なので、普通は言語情報を処理するときに聴覚野の発火をともなう。それを、視覚野から言語野を直つなぎしようというのが速読なのかなと。
で、超ひも理論

そして、これ。
タイトルからはわかりにくいけど、量子力学の本。
意識を科学するためには、量子力学をおいて他はない。というか、そのために量子力学を勉強してる。
対談形式で数式もないので、量子力学の入門書としても、いいかも。

で、意識+量子力学ときたら、ペンローズ
この本は、量子意識論で注目されがちなペンローズの本業のほうを扱った本。

次はこれを読みたい。タイトルだけで満足。
ペンローズの量子意識論のほう。内容としてはかなりあやしいという噂。正しい可能性も高いけど。

皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則

皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則

ペンローズの名前は知らなくても、ペンローズの三角形は見たことがあるはず。エッシャーの落ちつづける滝も元ネタはペンローズ
ぼくは複雑系とかカオスとかバタフライ効果とかあまり好きじゃないので、ペンローズと気が合う。
複雑系なんか所詮コンピュータシミュレーション可能だし、統計的にみれば非常に単純。
ライフゲームがどうやっても単純な繰り返しに収束するのをみてがっかりしたのはぼくだけじゃないはず。
それにくらべて生物の複雑さは、一番小さい単位のたんぱく質の時点ですでに複雑。DNAの二重螺旋をほどくDNAトポイソメラーゼとか。